深夜号泣の話(オーズ編)
めっっちゃ書くの時間かかった~~~!!
ということでオーズです。いつも通り記録を目的とした文章です。
あと
「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」
「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX」
も見ているのでそれらの中身にも適度に触れると思います。
余談なんですが、見るペースと書くペースが追いつかなくて困ってる。でも見ないで一日を過ごすという選択肢がない……
あらすじ
西暦2010年秋。「鴻上ファウンデーション」が運営する美術館に収蔵されていた「オーメダル」の封印が解かれ、800年の眠りから目覚めた怪人たち「グリード」が街中へと逃亡。この事態に備えて配備されていた鴻上の戦闘部隊「ライドベンダー隊」もあっけなく壊滅し、美術館も全壊してしまった。
そんな大惨事にも全く気づかず、美術館の事務室で眠りこけていたアルバイト警備員がいた。彼の名は火野 映司。何の欲もなく、わずかな日銭と明日のパンツだけを持ち、世界を放浪している青年である。全壊に際してようやく目を覚ました映司は、室内に偶然落ちていた赤いメダルをアルバイト代と勘違いし、現場から持ち去ってしまう。
働き口を失った映司は街をさまようが、そこに突然宙に浮く腕の怪物アンクが現れ、「俺のメダルを返せ」と要求する。だが、そこに他のグリードの分身ヤミーが乱入。ヤミーは駆けつけた刑事泉 信吾らに重傷を負わせたうえ、アンクにも一方的に危害を加える。映司はアンクを含めた人々を救おうと無謀にもヤミーへ立ち向かうが、そんな彼を見たアンクは「利用できる」と判断すると、さらに2枚のメダルと謎のベルトを映司に手渡し、「死にたくなければ変身しろ」と促す。
こうして映司は、オーメダルの力を使って戦う戦士仮面ライダーオーズとなり、メダルを巡るグリードたちの戦いに巻き込まれていく。
人間の欲望がテーマとして描かれているこの作品は、全話通して「メダル争奪戦」が話の軸になり、まさに登場人物のガツガツ具合と作品テーマが相乗効果を起こして素晴らしいお話でした。
というか、むしろ近年面白いぐらいに流行ってる「特殊な環境下で命がけでゲームする話」の型に近いなと思ったので、これが2010年に放映されていたのはすごいなぁ…と思いました。
また、アンクと映司の関係性も、前作Wのような「相棒」という関係性とは異なる、「ギブアンドテイク」という観点で差別化が図られたように感じました。
そういう――ともすればドライになりがちな設定の中でその利害を越えて人同士(人外含むけど)どうつながっていくかというところに重きをおかれていたと思います。
主人公である火野映司がどんどん自分の空虚さや隠していた欲望に自覚的になるのと同じように、欲望の化身であるグリードのアンクは人間を羨み望み、利他による満足を覚える。
物語前半ではむしろ映司の方が利他的で自分に頓着しない人間のように、そしてグリードであるアンクは自分の欲にしか興味がないように描かれていたのに、最後の最後にはそれが逆転するというストーリー展開はまじですごかった。
それでどう書こうかなーと迷ったのですが、なんか適当に「おっ」と思った展開を箇条書きにしようと思います。「おっ」って思っただけなので別に展開上必要というわけでもないところも拾います。
◆初タジャドルコンボ回(第20話「囮と資格と炎のコンボ」)
アンクと映司の関係性が一旦明確になったな、と思った回でした。
アンクと映司は最初は互いにわけも分からぬまま、当初は危機から脱出するためという利害一致で不本意ながら組むことになりました。
それが結局は様々な点で(例えば刑事さんの体とか)お互いの最善手を選んだ結果一緒にいることに。つまり、相手のことを信用しているというよりも、相手が下手を打つわけがないという共通認識。
やっと互いを個々として認識して、関係が構築された。
言葉は変かもしれないけど、これで「たたき台」が出来たように感じました。
今までそれとなくでしかなかった関係が一旦落ち着いて、だからこそのタジャドル。
その直後、タジャドルの姿で戦うオーズを見つめるアンクの顔が抜かれるんですが、その表情がまたなぜか複雑で、心に残りました。
自分の存在をこの世に証明する要素を人に貸す不安さなんですかね。意志が入っているコアでなくてもこれなら、意志が入ったコアを貸すことはどんな感覚なんだろうな、と思いました。
それがラストで分かるんですけどね……げえ……
関係ないけどタジャドルのPVめちゃくちゃかっこよかったし曲もいいよね……今度カラオケいったら歌いたい…
◆映司腑抜け回(第24話「思い出と恋と海のコンボ」)
アンクに恋を聞くんじゃねえ!!!
とキレ気味に思いつつも笑ってしまった回。ずっと頬がピンクの映司が面白かったですね。
毒気を抜くために映司をオーズに無理やり変身させようとひなちゃんとアンクが協力するのも面白かったし、カザリがそれを律儀に待ってあげるのも面白かった。
これが、オーズのこのメダル争奪戦の関係性というか、互いに恨みつらみがあるというよりも欲望を叶えるための争いだからこそ、という感じがして面白いなと感じました。
そして、伊達さんがかっこよかった!
最初は伊達さんなんで断っちゃったんだろ…と思ったんですよね。
ただカッコイイ感じを出しただけかと思ったんですが、よく考えたらこの人は頭のなかに銃弾が埋まっていたわけで、それを自覚していたからこそ諦めるようなことを言って諭したのかな、とあとで気づいてハッとしました。
2号ライダーっていつも重たいもの背負いすぎじゃないすか色々と…
◆1000回記念(第27話 /第28話)
仮面ライダーのテレビ放送が1000回、ということの記念話。
ショッカーが出てきたり色々番外編っぽい回。
「火野映司は改造人間であるッ!」で始まったり、アンクが案外ノリノリで演技していたり、ちょっとした箸休め的に面白かったです。
それはそうとして、この後に実際紫のメダルで映司がグリード化していくことを考えると「火野映司は改造人間であるッ!」があんまり笑えないんだよな……とか思いました。
仮面ライダーは敵役の力を利用して戦うというセオリーがあると思うんですが、オーズは本当にそれが顕著だったんじゃないかなと思います。
最終的にぶっちゃけ映司はグリードになっちゃうし。
あとゲストで無理やり「1000」にちなんだ人が出てくるのが普通にウケた。
この後に「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」を見てあまりにも最高のエンターテイメント過ぎてめちゃくちゃ興奮して深夜に吐きそうになってんですけど、それは後述…
◆紫の暴走回(第34話「親友と利用とその関係」あたり)
映司の中に入った紫のコアメダルが、映司を暴走させてしまう。
それを最初にひなちゃんがなんとか抑えて、次にアンクが抑える。
まぁ展開としてはあるだろうなと思ってたんですが、こんな風に出てくるとは思っていませんでした。
高校時代の映司の「親友」である北村は、映司のためを思いカザリにそそのかされるままにアンクを襲ってしまう。
北村にとって映司は本当に大きな変化をもたらした人物だったんだろうけど、映司にとってはそうではないのは、映司が北村を覚えていなかったことからも分かる。
北村は「映司と友達になりたい」とヤミーを生み出してしまうけど、というよりもむしろ、映司に自分のことをもっと同じように覚えてほしかったんじゃないかな、と思いました。
だから、ひなを誘拐したりしてマッチポンプ。
そして、アンクに対してはその立ち位置が羨ましかったんだろうなぁ。
でも、結局は暴走した映司を目の前にして、北村は何も出来ないまま立ち去る。
なんだか妙に切ない気持ちで見ていた回でした。
そして意外だったのは、アンクが北村を庇うような素振りを見せたところ。
アンクにとっても痛い目を見せられているけど、それでも暴走したオーズに殺されるのはよしとせず自分にターゲットを移させた。
それは映司の気持ちを慮って?それとも北村が殺されるのが後味が悪いと思ったから?
いずれにしても、アンク変わったな~と思いました。また映司の、
「お前なら、絶対……止められると思った」
という言葉も面白いなぁと思いました。
「止めてくれる」じゃなくて「止められる」。
映司にとって、アンクが自分を止めることは確定事項で、それが可能か不可能かどうかしか言っていない。
このときのアンクの表情もよかった。
全部が映司の思い通りになったことが不服なような、それでいて止められてホッとしたのを隠したいような顔。
それを見守るバースの二人も、北村も、映司とアンクに声を掛けられない。
それぐらい二人の間に漂う緊迫感と、映司が人を外れていく様子がまざまざと描かれていたと思いました。
全然関係ないけどカザリの「やったか!?」に普通に笑った。それは駄目なフラグだぞ!!
◆アンクの焦り(第40話「支配と誕生会と消えるアンク」)
アンクが夢を見るくだりが死ぬほど怖かった。
刑事さんの体の中で、紫に呑まれた映司に見捨てられ、偽物のアンクにお前はオーズとともにあるべきアンクじゃないと言われる。
アンクが恐れたのは自分が消えることだとも思うし、今の自分が持つつながり全てが消え去ってしまうことだとも思います。
そして、どんどん追い詰められているアンクの元にまた鳥系ヤミーが現れ、最後にはアンクはもう一人のアンクに取り込まれてしまう。
咄嗟とはいえコアメダルをひなに託したり、今まで集めたコアメダルを隠したりなど、恐れながらもこうなることを何度も何度も想定していたのではないかと思ってしまったり。
このブログを書くために、微妙に30話くらいから見直してるんですが、見直すと本当にアンクはめちゃくちゃ追い詰められてたんだなぁと思いました。
映司やひながアンクのメダル集めの姿勢に対して反対する立場を取りますが、実際に見るとアンクにとってかなり最悪な状況だったわけで、必死になるのも当たり前だったのかなぁと少し擁護したくなる気持ちになる。
そんな苦しい時に、アンクを支えていた(支えてしまった)のがひなと映司なんですよね。
きっとひなも映司も自覚はしてないけど、アンクにとって支えになってしまったんだと思う。
それが象徴されていたのが、アンクのお誕生日会だったように感じます。
アンクは後半、自分が生き物でなく単なる無機物の集合体であることを自嘲的に語ります。
きっと人と触れ合うことで、その違いをまざまざと思い知らされることがあったんじゃないかと思います。まぁ、というかアイス食べてるだけでも何かを見て聞いているだけでもそうなんだろうけど。
アンクは刑事さんの肉体を持って、映司やひなと触れ合うことで人としてのふれあいとか、温かさとか、そういうものの良さを知ってしまった。
そして、ひなに兄の代わりという大義名分の上で優しくされてプレゼントを貰う。
八百年前、先代オーズと一応は組んでいたにも関わらず暴走したそれに殺され、封印された彼がそういうつながりを持てば、それを羨んで欲しがるのは道理だったんじゃないでしょうか。
むしろ、ひなや映司の方がアンクに中途半端に優しくして、余計に辛くさせたんじゃないか?とすら思えてしまうほど。
いつか空に離す怪我した鳥を保護して餌付けして、ちゃんと野生に戻れるかという話。
一度知った贅沢を捨てられるわけがないのは人間も一緒で、欲望に正直であれというグリードならばそんなこと絶対にできない。
期間限定だと、ひなに兄の体は返さなければと分かっていても、抗いがたい欲求があるはず。
命が欲しい。
だから――「この体、くれよ」。
そんなアンクが、最後に生を満足した上での「死」に繋がると思うとコッチのほうが死にそうになりますね。今書きながら死にそうです。
◆映司について
序盤、映司は泰然自若として何事にも動ぜず、メンタルも強いし戦える主人公然としていました。
正義感も強いし、人のためになら自分を投げ出せる。
それはこういったお話の主人公としては必要不可欠な要素、だと思います。
なので、私も最初は普通にそういう性格、ということで当たり前のように見ていました。
ですが、終盤では映司のその「主人公然」とした性格に切り込まれ、それが人としての歪みであるという問題提起にすら読み取れます。
自分を投げ出して人を助けられるというよりも、自分のことを見ていない。
自分への評価がおかしく、本来人としてあるべきな自分を第一に考える、という感覚が失われている映司は、実はとてつもなく不安定でいびつな存在のように感じました。
それを例えば伊達や後藤、鴻上に指摘されたときの映司の返事も、見ていて不安になるというか、自分の問題性に気づいていないという恐ろしさすら感じさせました。
その理由は過去の映司の経験によるものだったわけですが、映司はそのとき本当に強い無力感と、自分の存在がいかに世界にとって小さいか、ということを感じてしまったんだと思います。
それこそ人としてのコアが欠けてしまったように、映司は自分の存在を世界に感じられなくなっていた。
だから自分のことを考えない。
自分の命を投げ打ってるわけでも、命がけでもない。
ただ、自分を感じられていない。自分を世界の中のひとりだとして勘定してない。
そこに、紫のメダルが入り込んでしまった。偶然にも、それが映司のかつての欲望がリンクしてしまう。
力がほしい、もっと、沢山の人に手を伸ばせるように。
皮肉なことに、欲がカラッポになってしまったからこそメダルが入り込めたのに、その時に得た力のせいで映司は欲してしまう。
まさにグリードのよう、というよりもそれはまるで――
神様のように。
本来人であるなら出来ないはず、そして実際過去の映司ができなかったはずのそれが、オーズというものに出会ってコアメダルが入ったことで可能になりかけてしまっていた。
映司は手段を得てしまった。
そんな彼を、人として戻してくれたのはひなちゃんら人の絆、差し伸べてくれる手だったんだろうと思います。
映司は自分が差し伸べることばかり考えていたから、掴めなかった。
だけど、互いに伸ばし合えば繋がれるということを、映司はラストに気付くことが出来た。だから、もう一度映司からも手を差しのべることが――アンクを復活させよう、と思えるようになる。
これを見て、私がふと思ったのは、自分の気持ち、したいことやりたいことを大切に出来ない人が、本当に真の意味で他の人を助けることができるのだろうか?ということでした。
人のことを大切にするのと同じくらいに自分を大切にしないといけないんだなって、なんだか改めて気付かされたような気がします。
たまにいますけどね、自分のことを本当に大切にしない人。
踏み込んでしまうとそれって、逆に他人の気持ちを無視して大切にしてないのと同義だと思うんです。
人が自分を大切だと思う気持ちを大切にしてない。
すみません何言ってるか自分でもよくわからなくなってきた。
話を変えると、この作品は一貫して「欲する」について描かれていますが、一般的に「欲する」ことは善と悪で分けるならば悪のように分類されることが多いと思われます。
ですが、実際の社会の成り立ち、経済の成り立ちなんかを考えてみれば「欲する」ことが全ての始まりなんですよね。
鴻上会長が言うように、ハッピーバースデー!
これはまじでどうでもいい話なんですけど、ちょうどこれを見ている間にまさに「経済と欲求」みたいなテーマでディスカッションしてたので、更に真剣に見ることになりましたね。
で、ぶっちゃけまんまオーズのテーマとかぶってて、資料読みながらずっと「おうちに帰ってオーズが見て勉強と言い張りたい……」って思ってましたね。
まさか仮面ライダーと自分がやってることがリンクすると思わないじゃないですか。
正直もう教授にこのブログ記事読ませて卒論に認定して欲しいレベル。
だめかな。せめてオーズ見せたい。
まぁ、そんな感じで色々深く考えさせられるお話だったなぁと思いました。
というか、結構中盤は中だるみの印象があったんですが、後半からぎゅぎゅっと話が動いていくあたりはもう難しすぎて二回どころからこの記事かくために延々最後の10話見直してたわ…アンクの考えが難しい…
ちなみに二回目に最終回見直そうとしたとき、多分見直したら一回目以上に泣くんだろうなぁと分かっていたのでずっと見ないようにしていました。
でも先程やっぱ見なきゃと見直して、案の定初見以上に映司が空から落ちてくるシーンでボロ泣きしましたね。
初見時もその三日前にW見てたせいでまさかアンクが本当に消えてしまうと思ってなかった(Wだとフィリップ復活したし)からもう「マジか~~」って感じですよ。
いやほんとにね……
それでこの後に確かシンケンジャーを見たんじゃないかな……それで三日後にまた号泣したはず……
よく考えると二週間のうちに三回くらい号泣してるのか……
劇場版
ということで劇場版も見てるのでここからはそれらを。上に比べたら大分簡素。
◆オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
さいっこうのエンターテイメントだ!!!!
最高!!!最高!!!
なんかこれ最初に見てたときの自分ずっと叫んでた記憶しかないんですよね。
別に電王だから評価が甘いわけじゃないぞ!ほんとだから!!
まぁそれは冗談としても、普通に常にクライマックスな感じで頭空っぽで見られてギャーギャー叫べて最高と言わざるをえない感じだった。
いや、さんざん上で色々考察ぶった感想書いてるけど、実際何も考えずにギャーギャー言う方が楽しいし、この映画は多分もうずっとそういうテンションで見てるのが一番楽しいと思いました。
面白かったのは、
- 悪の組織連合のくせに人類皆殺し派と改造して奴隷にしたい派で意見分かれてて、悪の組織も鷹派・鳩派があるんだなあとか、
- アンクが普通にガキにメダルケースをスられてるのウケるでしょとか、
- アンクがすぐセルメダル漏らしすぎ(これオーズ本編でも結構思ってたのでモモがツッコミいれたの本当に笑った)とか、
- 相変わらずイマジンの会話マジ漫才だなとか、
- モモがアンクに憑依したせいで刑事さんの体が又貸しになってるとか、
もう書き連ねればキリがないんですけど……
て、テディーーーーーー!!!!
お前は、また!トリロジー青で消えてめちゃくちゃ幸太郎悲しんでたじゃん!?!?
なんでそこで降りちゃうのかなぁ~~いやわかるよ~~確かに子供大事だもんね~~でもさぁ~~残された幸太郎の気持ち……
ていうかその後あの時代に取り残されて子どもたちとともに戦い続けたテディ……どんな思いで倒れて……
でもきっといつかまた会えるって思ってたんだろうなぁ……トリロジー青もあったし、絶対にまた同じ時間に戻れると思っていたはず……
ぐぅ……もう何も言えねえ…
あとは、なんで歴史が変わったかをデンライナーの中で説明する時に「仮面ライダー」の説明としてウラタロスが仮面ライダー的なビシっとした手のモーションをするんですけど、それがすごくいいなと思いました……
個人的になんですけど、ウラタロスがライダーキック使ったりとか、ていうかウラタロスが仮面ライダーであることがめっちゃ改めて好きなんですよね……
ウラタロスが仮面ライダーなのすごく良くないですか?あれ、何の話だ?
てか、今記事書くために見直してるけどやっぱ最高だな……
普通に幸太郎好きだから幸太郎のエピ見れたの嬉しかったし、ベタなんだけどやっぱ最後の方のライダーみんな出てくるのとか劇場版です!!って感じでアツい展開だったしなぁ。
あとMアンク、もうなんか脳みそが混乱する……とりあえず可愛いけど……
惜しむらくはMアンクにひなちゃんが会ってないことなんだよな~
ひなちゃんはどんな反応したんだろう……気になる~~!
あとはフィリップと翔太郎が出てきて突然世界がWで「ぎゃ~~~~~!!!」って叫んだりとか、あとなんかもう最後のオーズのタマシイコンボ?だっけ?モモタロスのコアってなんやねん!?!?
もうメチャクチャだけどとりあえずお祭りだ!って感じですごく好きだなーと思いました。
見た後超疲れた。
◆劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル
単体映画はこれが初ですね?というか今気づいたけど、W&オーズも見てたわ。
でもオーズ自体の話は薄味だったので特に書くことなかったわ。
最初のまだ世界を知らない信長可愛かった。
友達に「面白いよ~暴れん坊将軍のやつ~」と言われてたんですが、本当に暴れん坊将軍だとは全く思って無くて(毎回ですがほぼ前情報無く見てるので)松平健が出てきた時思わずTwitterで草生やしちゃったよ。
いや、徳川の家紋をオーズが変身するときのメダルの紋章っぽく演出したりとか、オーズと松平健を並走させたりとか、もう誰が考えたの!?ってずっと笑ってた。
だって松平健が普通にオーズ並に強くて敵を斬っちゃうんだもん。
王だから!?王だからなのかな!?
お話としては、メダルを作った錬金術師が復活して世界中をひっくり返すというもの。
お話自体も面白かったんですけど、確かここらへんから火野映司のことがすごい大好きになった気がします。
火野映司というキャラ、虫も殺さぬような顔と虫も殺さぬような言動でごまかされてるけど実はものすごーく強かで交渉上手というか、食えない一面があるな~って思うんですよね。
それがこの映画では見えて「いいキャラだな~」って思いました。
彼の出自によるものなんでしょうけど、王の器だもんな~~~そりゃそうだよな~~~
案外アンクのほうが素直というか、そういうところ下手ですよね。
短気は損気ということかな。
◆仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX
そして、最終回見た後にMEGAMAXでなんかアンクが出てくるらしい?というおぼろげな情報のみで見て、うわ~~~ってなったやつです。
実際、アンクが復活するところを描いてしまったら、あの美しい最終回がある意味破壊されてしまうんじゃ、と危惧していたんですよね。
でも、ああいう希望をもたせるけれど詳細は各々が勝手に考えられるというのは最適解だったんじゃないか?とすら思いました。
本当に、こういう復活物って別れが劇的であればあるほどそれを否定するものになるし、だからといって続編は欲しいし…っていうそのどちらの気持ちも汲み取ってあっていいなあと思いました。
個人的に気に入ってるのは、やっぱり最初の方でアンクが映司の姿になってるところですね。
映司の口に合わせてアンク役の方が吹き替えされてるし、多分表情とかもアンクの感じを俳優さんが出そうとしているのがすごく面白かったです。
それと驚いたのが、俳優さんたちが生身でめちゃくちゃアクションすること!
特に映司とアンクの二人がクスクシエで変身せずに生身で戦ってましたけど、映司とかなんかすごい回し蹴りとかしてて身体能力すご…って思いました。
確かにTV版でも海で二人が戦うシーンとかもみ合うシーンなんか割りと俳優さんたち自身が演じられていたので、もともと動ける人たちだとは思ったんですが、明らかにパワーアップしてるでしょ!?と思いました。
すごい……
ところで。アンクはあの後未来に帰ったわけですが、その時には映司やひなのもとに帰っていったんでしょうか?
もしそうなら、その時代って確か四十年後ですよね?映司やひなはもう六十代くらいってことになるのか?
久々に若い頃の映司やひなの姿を見てから向こうに戻って一言、「お前ら――老けたな」とか言ってめっちゃ怒られてそうですね。
アンクのあの姿を見るに、人間として復活したというわけではなくやはりグリードとしてメダルで出来た体のようでした。
でも、アイス食べてたしなぁ。そこらへんも想像におまかせしますということなんでしょうか。
とはいえ、人間とは違う生物なのは確かで、いずれは二人がアンクと別れるときがくるはずなんですよね。
きっと、最終回とは真逆にも近い形で。
その時、アンクはどんな風に二人と別れを交わすのかなぁ、とか思ってめちゃくちゃセルフで泣きそうになってました。意味わかんないですね。
ひなも映司も、最後は「満足だったよ」とかいいそうですもん完全に。
それでアンクが「俺はまだ足りない!」っていうんでしょ……でも逆に「俺も満足だった」とか言って看取った後にメダルにもどちゃったらどうしよ……
死……無理……無理すぎる……死ネタ無理……ごめん……
話自体はWの二人が結構しっかり出てきて嬉しかったなぁとか、財団X裏切り者多すぎやろ?!と思ったりしました。
フォーゼの方はまだ序盤頃なので薄味だなと思いました。まぁこれは仕方ないと思いますが。
終わりに
大体こんな感じでした。
うわっちょっと長く書きすぎたな……気持ち悪いな……と見返して引いてます。
まぁこういうのって見た直後に書いて後から自分が楽しむものだからね、これくらいしっかり書いたほうが楽しいからいいんだ…
ちなみについさっきAmazonで小説版をぽちっとしたので、読み終わったらこの記事にまた追加する形で小説版にも触れるかもしれません。
でもWも一緒に買ったから、せっかくだし二つまとめて読んで一つの記事にするかも。
気分次第。
ちなみに現在の進捗状況は、オーズ見た後にシンケンジャーを見て、そこからフォーゼ、ウィザードと拝見した次第です。
今は何も見てないというか、あえて言うならオーズ見直してたくらい。
フォーゼの記事がな~そんな特に書くこと無い気がするんだよな~なので無し!
だって基本的にお話の構造が青春ジュブナイル的なノリで、そんなこんな長々と書くことないですしね。
でもお話としては普通に楽しかったな!
流星が好きだったのと、明るくさらっと見られてよかったです。
なので、じ、次回は、し、シンケンジャーを書くと思うんですが……シンケンジャーな……
45話くらいでまたボロボロ泣いてたから書くの大変そうだ……
多分察されると思いますが……てか見直そう……
で、ウィザードもまじで色々思うところがあるので書こう……
ウィザードはな……なーにがシャバデュビタッチヘンシーンや!!
めっちゃネタにされてるのだけ知ってたからそんなノリなんかと思って見てたら全然違った……
身構えてなかったから死ぬかと思った……
インターネットの印象操作に騙された……
そこらへんも含めまぁまた何かしら書くぞ!以上です!